
新日本テスコムでは、熱交換器やボイラーチューブ向けの渦流探傷試験(ECT:Electromagnetic Current Testing)を、全国の石油化学プラントおよび発電所の復水器チューブ検査において、水浸UT(すいしんUT)と併用して実施しています。
一般的に、熱交換器のECTは非磁性体の細管(さいかん)の検査に適用されますが、新日本テスコムは顧客のニーズに応え、磁性管にも対応しています。これは「リモートフィールドECT」と呼ばれる技術で、判定が非常に難しく、同業他社が敬遠する手法ですが、新日本テスコムは依頼を受けて積極的に取り組んでいます。

さらに、判定結果の検証においては、条件が許される場合、水浸UTとの併用を無償で提供するほか、高精度な内視鏡画像処理技術も活用し、信頼性の高い診断を可能にしています。

この技術は、全国の石油化学プラントや発電所の定期検査時に活用されており、熱交換器というプラントの心臓部とも言える設備の維持管理に貢献しています。一度この機器に異常が発生すると、プラント全体の停止につながり、経済的損失も甚大となるため、検査の重要性は極めて高いといえます。

ECTは、推進UTと並ぶ代表的な検査技術として、水を使わず高速かつ電気信号でデータ処理を行える点が特徴です。
また、発電所の大型復水器検査においては、自社開発したPLC制御の巻取り装置を用いて、プローブセンサーの挿入と巻取りを効率化。これにより、大手重工業メーカーにも技術協力を行い、信頼を獲得しています。
わたしたちは、全国の石油化学プラントや発電所を主要な活動拠点として、独自技術を駆使した高精度な検査サービスを提供しています。