
現在、新日本テスコムでは、熱交換器の細管(さいかん)における管端部(管板面シールド部)の割れや減肉を検査するための回転式プローブを開発中で、すでにほぼ完成の段階にあります。
このプローブは、ステッピングモーターによりECTのセンサーを回転させ、1回転ごとに0.5mm〜1mm単位で位置を変えながら、精密な波形データを取得する仕組みを採用しています。設計から製造までを自社で一貫して行っており、独自技術としての強みがあります。
さらに、マイコンによる制御とリチウムイオン電池を電源に用いることで、従来よりも軽量かつ高精度な部分検査が可能になっています。
加えて、検査データの速報性と判定精度を向上させるため、AIによる自動判定技術の導入や、ロボットメカによる自動化にも現在取り組んでいます。
従来の細管ECTでは検出が困難であった管板部の欠陥(キズ)の検査にも挑戦しており、技術的なブレークスルーを目指しています。